ハッピーベアのホームページにお立ち寄りのみさなま

こんにちは！
長い夏が終わり、あっという間に秋が過ぎ、
やっと冬らしくなってきましたね。

最近、インフルエンザなどの風症状が流行していますが、
みなさまは、お変わりないでしょうか？

さて、今日のお話は、法人内研修についてです。
当法人は、今年度より、毎月1回の法人内研修に取り組んでいます。

研修の内容は、法定内研修の（身体拘束、虐待防止など）、
障がい者の特性についてだったり、コミュニケーション技術、
世話人の心構えなどなど、バラエティー豊富に開催しています。

そして、今月は事例検討でした。
実際に、入居中のご利用者の事例を持ち寄り、事例検討を実施。

※事例検討は倫理的配慮に基づき実施しました。

このブログを読んでくださっているみなさん、

『クリニカルジョズ』という事例検討の手法をご存知でしょうか？

クリニカルジョズとは
アメリカの家庭医が行っている事例検討会の一手法です。
実践の経験とエビデンスを融和させようという事例検討会で、
介護や福祉の現場でも活用できるものです。

一般的な事例検討は、事例に対し、参加者で意見を出し合い
まとめて終了みたいな感じでしょうか？

今回、使用した手法『クリニカルジョズ』について簡単に説明します。

クリニカルジョズは事例を考察すること。
事例提供者自身を内省（振り返る）していきます。
内省から出た課題に対し、解決するためのヒント（根拠）を、
文献等で探します（事前準備）。

課題解決のためのヒントからテーマを絞り
参加者でデスカッション
デスカッションで出た内容をまとめ、
最後、今後の実践上のコツをポジティブに発表して終了ー。

事例提供者さん、お疲れさまでしたー✨

ざっくりとした説明なので、↓↓に参考文献を記載しておきます。

こんな感じて手法を用い、事例検討を行った結果、
参加者全員からポジティブな意見が飛び交う有意義な会でした。
また、事例提供者からも事例を提供して勉強になったとの感想がありました。
こんな感じで、毎月１回研修を行い、利用者支援のために日々研鑽しています。
以上、今日のお話はこれまでです！

また、お会いしましょー☆

参考文献　横林賢一．クリニカルジャズ（clinical jazz）. 日本プライマリ・ケア連合学会誌　 　　　　　　　2010;33(3):322-5.