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“美味しい”の一言が励みに。未経験から始まった支援の第一歩

令和7年10月、当法人に30代の新しい仲間が加わりました。

介護や障がい福祉の分野はまったくの未経験。
入職当初は「料理もほとんどしたことがないんです」と
少し照れた様子で話していました。

【初めての調理に挑戦!】

入職してすぐ、生活支援の一環として調理を担当する機会がありました。
包丁の扱いや味付けなど、初めてのことばかりで最初は緊張の連続。
それでも先輩職員に教わりながら、一つひとつ丁寧に取り組みました。

ある日の夕食づくりで、
心を込めて作った料理をお出ししたところ、
利用者様から「美味しいね」と声をかけていただきました。

「今まで料理をほとんどしたことがなかったので、
“美味しい”と言ってもらえて本当に感激しました。
自分が作ったもので誰かが喜んでくれることが、
こんなに嬉しいとは思わなかったと。」

この経験が、「もっと利用者さんの笑顔を増やしたい」
という大きなモチベーションにつながりました。

【“会話が増える”という嬉しい変化】

入職から1ヶ月が経ち、
少しずつ利用者様との距離も近づいてきたようです。

最近では、利用者様のほうから
「この前、仕事では~」「どこどこへ行ってきた」
といったプライベートな話をしてくださることも増えました。

「最初はどう話しかけたらいいかわからなかったけど、
今は自然に会話ができるようになってきました。

利用者さんが自分に話してくれるようになったのが、すごく嬉しいです。」

人と人との信頼関係が少しずつ築かれていく、
その喜びを実感しているようです。

【新たなスタートラインに立って】

未経験からのスタートで不安も多い中、
日々の支援を通して
“できること”が増えていくことを実感しています。

本人は「これからも一つずつ覚えていきたい」と意欲的。
周囲の職員もその成長を温かく見守っています。

最後に【法人より】
人との関わりを大切にする気持ち、
相手の笑顔を喜べる気持ち――
それこそが、福祉の現場で何より大切な力です。

これからも職員一人ひとりが成長し合い、
利用者様に安心と笑顔を届けられるよう努めてまいります。

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