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「そなエリア東京」に行ってきました。

先日、有明にある「そなエリア東京」という
防災体験学習ができる施設に行ってきました。
こちらの施設は国営東京臨海広域防災公園内にあり、
今年7月にリニューアルオープンしました。


この施設と公園の大きな特徴は、
普段は緑あふれる憩いの公園として、
また防災訓練や体験学習ができる
学びの場として利用されていますが、

首都圏で直下型地震などの大規模な災害が発生した際は、
国や地方公共団体等の緊急災害現地対策本部が設置され、
公園全体が広域的な司令機能を受け持つ場所になることです。

施設内には被災地の情報を集約するための
オペレーションセンターが常時設置され、
映画「シン・ゴジラ」では対策本部として
撮影が行われたそうです。

館内は1Fが防災体験ゾーン、
2Fが防災学習ゾーンとわかれていて
私たちは1Fで行われている
「東京直下72hTOUR」に参加しました。


このツアーでは首都直下型地震が起きてからの72時間
(国や自治体などの支援体制が充分に整うまでの目安が3日間)を自力で
生き延びるためにどう行動したらいいかを学びます。

入口でタブレットを渡され、クイズに答えながら
発災から避難までの流れを体験します。


スタートはビルのエレベーター。
乗っている時に震度7の都市直下型地震が発生した想定です。
避難誘導灯を頼りにビルから外に出ると被災した街並みエリア。

ビルや電柱が傾き、奥では火災が発生。
街頭ビジョンでは東京で震度7の地震発生のニュースが流れ、
断続的に鳴り響く緊急地震速報の音が臨場感をかき立てます。
「わ、真っ暗!」「すごいリアルだね。」などと言いながら進みました。




街中ではいくつかのポイントでクイズが出され、
タブレットで答えていきます。
その都度、皆で考えて答えていきましたが
残念ながら全問正解ならずでした。



避難場所を抜け、辿り着いた避難生活ゾーンは
避難所と在宅避難のコーナーに分かれ、
それぞれの場面をパネルで紹介しています。



2Fの防災学習ゾーンでは様々な防災グッズの展示や
人それぞれの特性や暮らしに合わせた備えが書かれた
パネルがいくつも置かれています。
皆、パネルをひとつひとつ時間をかけて見ていました。



自助の知恵コーナーでは、阪神・淡路大震災、新潟県中越地震、
東日本大震災で被災された方の体験談が掲示されています。



2Fの通路にも防災に関する様々な
掲示や防災グッズが展示されていました。



近年、大きな災害が続いていることもあり、
思いたって行ってみましたが沢山の学びがありました。
災害時に生き延びるために
とるべき行動や備えておきたいもの、
自助の知識など多くの知恵と気づきを
得ることができました。

行かれたことがない方は是非1度行かれることをお勧めします。

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